家作りの基礎知識
土地選びのポイント
Land selection
土地選びは、将来のことを見据えて入念に行ってください。
こちらでは、土地選び・土地の購入を検討されている方に少しでもお役立ちいただけるよう、土地選びのポイントご紹介します。
一戸建てのメリット・デメリットを考える
マイホームづくりのことを考えると、まず最初に考えることは、マンションにするのか、それとも一戸建にするのかということです。
ここでは、一戸建てのメリット・デメリットを考え、満足のいくマイホームづくりにお役立てください。
メリット | デメリット |
---|---|
庭がある | 庭の手入れが必要 |
プライバシーが守られる | 近所付き合いが面倒 近隣トラブルがあっても簡単には引っ越すことができない |
気密性・断熱性・日当たりがよい家を建てられる 明るく温かく、通気性がよい家を設計できる |
死角がある、窓が多い場合、進入経路が多く防犯が心配 |
外観・内装・設備や間取りを自由に設計できる | 欠陥住宅のトラブルがある場合もある |
リフォームが自由にできる | 建物のメンテナンスは自己負担 |
将来性を考える
その土地の将来性を確認することがポイントです。
周辺の環境の変化が予想されるか・・・などです。
例)
- 周辺に駅や大型スーパーなどが建ち、土地の価格の上昇などが予想されるか?
土地を資産と考えると将来性がある一方、静かな環境が一変する場合もあります。 - 都市計画が予定されているか?
土地の価格の上昇などが予想されます。
環境・利便性を考える
敷地の広さ(面積)
土地の広さにより、建てる住宅に制約が出てきます。
また、広さだけではなく、建ペイ率(※1)や容積率(※2)など、土地には様々な制約あるためそれも検討してください。
その他、駐車場の確保や庭の広さなどもポイントとなります。
※1 建ペイ率とは
敷地面積に対し、どの位の面積を持つ住宅を建てられるかを示す数値
建ペイ率(%) = 建築面積/敷地面積 × 100
※2 容積率とは
敷地面積に対して、どの位の床面積が建てられるかを示す数値
容積率(%)= 延べ床面積/敷地面積 × 100
環境
生活に関わる環境がよいかどうか?
病院やスーパーや駅など公共施設、商業施設が近くにあるかどうか。
子どもの成長にとって良い環境かどうか。(公園がある、学校が近い、危険な場所がないか)
家族にとって良い環境かどうか。
地形
高低差や地盤がしっかりしているかなど